アメリカン・サモア国立公園は、アメリカ領サモアにある米国の国立公園で、3つの島々に分かれている。すなわち、トゥトゥイラ島、オフ島 、タウ島である。1988年、米国議会によって設立され、1993年9月9日、国立公園局は、サモアの村議会からすべての公園の土地を50年間リースする契約を締結した。公園には珊瑚礁と熱帯雨林がある。公園の本来の目的はサモア独特の自然の保護にあるが、ハイキング、シュノーケリング、スキューバ・ダイビングで人気がある。公園の全面積 36 km²のうち、10 km²は水域である。2006年の来園者数は、1,239人である。
ツツイラ島地区は、アメリカ領サモアの本島、ツツイラ島にあり、車で行くことができる。2つの簡単に行く方法がある。 1 パゴパゴ村からファガサへ尾根の頂点 に続く舗装路へのドライブ。ファガサ峠には、小さな駐車場とパゴ・パゴの上方の尾根沿いにアラヴァ山に至る道の起点を示す国立公園局のサインがある。 2公園の東側は、オアの村からアフォノへと、パゴ・パゴ港の北側の上方の尾根を越えて行くことができる。アフォノから西に向かう舗装路沿いに続き、アフォノ湾上方の尾根にある公園の境界に入っていく。道路は公園内を通り、ヴァティアの村まで続いている。ヴァティアの最西端の学校を越えたところに、国立公園局のポラ・タイに向かって道を伸ばす標識がある。
オフ島地区へは、ツツイラ島の空港からオフ島まで小型飛行機で行く必要がある。オフ島では、空港とアサガで宿泊することができる。
タウ島地区へは、ツツイラ島からタウ島のフィティウタまでの飛行が必要になる。タウ島でも宿泊は可能である。大多数の人は、オフ島とタウ島地区ではなく、ツツイラ島地区を訪れる。いずれの地区でも、サモア諸島の様々な自然を観察する機会が、水面上でも水面下でも、たっぷりある。