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イスラエル海軍博物館は、地中海に面したイスラエル北部の港町ハイファにある、イスラエル海軍に関する展示を行う軍事博物館。正式の英語表記ではClandestine Immigration and Naval Museum(非合法移民及び海軍の博物館)となる。ヘブライ語の名称をアルファベット表記した、Kheil ha-Yam ve-ha-Ha'apala Museumなどの表記も見られる。概要この博物館は、ハイファの海岸沿いではなく内陸に300メートルほど入ったところに位置し、過去にイスラエル海軍に所属していたコルベット(ミサイル艇)や潜水艦を地上展示している点が特徴的である(喫水線から上ではなく、船体全体を台に載せて展示している)。これ以外にも、艦載用の火砲や魚雷などを屋外展示しており、屋内ではイスラエル海軍の歴史や、ヨーロッパ各国のユダヤ人をパレスチナに移住させる活動(非合法移民機関、ハ‐モサッド・レ‐アリヤー・ベート)の歴史に関する展示などが行われている。隣接する敷地には、昔の海洋技術について展示したイスラエル国立海洋博物館(Israel National Maritime Museum)がある他、エイラート事件にて沈没した駆逐艦エイラートの残骸の一部を展示したメモリアル・サイトもある。展示品の一例INS Gal(ガル級潜水艦) - 艦全体を地上展示INS Mivtach(サール2型ミサイル艇) - 艦全体を地上展示INS Dakar(T級潜水艦) - 艦体の一部を地上展示INS Haifa(ハント級駆逐艦) - 主砲および爆雷投射機を展示。ガブリエル対艦ミサイル - ミサイル本体および発射機ボフォース 40mm機関砲 - 艦上型だけでなく地上型も展示このほか、各種の艦砲、機雷、魚雷、対空砲など展示品の詳細は右記 Wikimedia Commons のリンクも参照下さい。