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三柿野駅(みかきのえき)は、岐阜県各務原市蘇原三柿野町にある名古屋鉄道各務原線の駅である。駅番号はKG06。概要2003年3月のダイヤ改正までは犬山発着の列車は当駅で種別変更をしていた(犬山行きは急行に、岐阜行きは普通になっていた。現在は新那加駅で種別を変更する)。現在も最終の普通岐阜行きは当駅から急行になる。また、各務原線内の駅では唯一待避線があるため、かつては当駅で急行が普通を追い越していた。現在のダイヤでは平日朝に、急行吉良吉田行きが当駅始発のミュースカイを先行させる。日中の列車の追い越しは行われていないが、臨時列車が運転される場合、当駅での追い越しが行われることがある。 折り返し列車の設定 ミュースカイは、朝1本のみ当駅始発、1番線からの発車で、下り(名鉄名古屋駅方面)が運転され、上り列車の設定はない。特急運用に就く車両は前日に犬山駅方面から回送されてくる。このほか、平日朝に当駅始発の東岡崎行き普通が1本設定されている。この列車は2011年3月のダイヤ改正以前は本宿行きで、5300系または5700系4両編成で運転されていた。土休日朝には当駅始発の岐阜行き普通が1本設定されている。また、2008年12月27日のダイヤ改正までは全日とも夕方に毎時1-2往復程度、当駅と名鉄岐阜駅との間で折り返し運転を行う普通列車が設定されていた。更に昔は新岐阜駅-当駅の間に準急が毎時1本走っていた。また、常滑方面行きの特急(後の高速)の停車駅でもあった。 航空祭輸送 当駅に隣接している航空自衛隊岐阜基地では、毎年秋に航空祭が行われ、大勢のファンが訪れる。この日の午前中に限り、通常は新鵜沼駅で折り返す快速特急・特急・ミュースカイが当駅まで延長運転され、同イベントの重要な交通手段となっている。また、かつては広見線系統の急行も行先を「犬山経由岐阜」に変更して、毎時4本運行していた(広見線利用者は犬山より広見線区間運転の普通に乗り換えとした)が、現在は主に三柿野~犬山(岐阜)間の普通列車の増発や定期列車の増結で対応している。駅構造6両編成対応の1面1線の単式ホームと1面2線の島式ホームがある2面3線のホームを持つ地上駅で、下りに向かって左(北)側から1番線(単式)、2番線、3番線(島式)となっている。1番線は名鉄岐阜駅方面に折り返しでき犬山駅方面にも進出できる。2番線・3番線はそれぞれ下り・上りの本線。各務原線内の途中駅で唯一折り返しが可能な駅(但し犬山駅方面に折り返す場合は、3番線から一度六軒駅寄りの上り本線にて折り返してから1・2番線に据え付ける入換作業の必要がある)。有人駅である。改札口は1番線の六軒駅寄りの端に1箇所ある。