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明治座(めいじざ)とは、岐阜県中津川市(旧恵那郡加子母村)にある芝居小屋である。かしも明治座ともいう。江戸時代から明治時代、美濃国及び飛騨国(現在の岐阜県)では、地元の人々による地芝居(歌舞伎)が盛んに行なわれており、数多くの芝居小屋が建てられた。この明治座もその一つである。地域住民による公演や買芝居(専業劇団の公演)の興行が行われた。岐阜県指定有形民俗文化財。概況明治座の構造は、間口19.6m、奥行7.85m、2階建ての白壁の切妻造りである。小規模な芝居小屋とはいえ、回り舞台、仮花道、すっぽん、奈落を備えている。客席は1階と2階にあり、2階は座敷席である。劇場形式の農村舞台である。第二次大戦中は公演が途絶えたが、現在は加子母歌舞伎保存会による公演(毎年9月)の他、様々な芝居やイベントにも使用されている。普段は一般開放されていて、無料で見学することができる。開館時には明治座活用委員会の「明治座案内人」に館内を案内してもらうことができる。入場料は無料だが明治座では民間の団体である、明治座活用委員会によってを一口300円で募っている。これは桧の割り符を300円で購入してもらい、半分に割った片方は領収書として持ち帰り、もう半分には名前等を書いて明治座の壁に掛けて行くことができるもので、現在までに600万を越える寄付が集まっている。加子母地区の広報誌の中に明治座かわら版コーナーを掲載しており毎月情報を発信している。引き幕は中津川市指定有形民俗文化財となっている。沿革1894年(明治27年)12月:完成。杮落とし。1947年(昭和22年)大規模な修復を行なう。1973年(昭和48年)岐阜県指定有形民俗文化財に指定される。加子母歌舞伎の開始。(以後毎年開催)1998年(平成10年)第1回明治座クラシックコンサートが行われる。(以後毎年開催)2006年(平成18年)第十八代中村勘三郎襲名披露公演が行われる。

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