1995年に完成し特許を取得したこの新飲料が
世間の注目を集めるにはさらに時間がかかりました。
発売当初、まったくの無名だったビオナーデ（BIONADE）はちょっとした手違いで
メディア都市ハンブルグのコピーライター達の手元に届けられたビオナーデ1箱がきっかけで、
またたくまに評判が広まり、ついにBIONADEは
ブレークしました。
ビオナーデは今では、ヨーロッパやアメリカの大都市のカフェ、クラブやビーチパーティーシーンで
カルト的な人気を博し、レストランでは大人がビールやミネラルウォーターの変りとして注文する姿も
多く、時代の先端を行くお洒落なドリンクとして
年々出荷本数を伸ばしています。

また、最近ではヨーロッパやアメリカのマクドナルドやスターバックスも
メニューに加え始めています。
ビオナーデの開発者ディーター・ライポルトは、この製品の開発を思いついた
時から、子供でも安心して飲めるノンアルコール清涼飲料の開発を念頭に
置いていました。
もちろんビオナーデが開発されなくても無添加で安心して飲める飲料や
ミネラルウォーターなども当時から存在しましたが決してたくさん
あるわけでもなく、また子供が喜んでそれを飲むかというとそうではありませんでした。
そんな中ライポルトは研究を重ね、化学添加物を一切使わない天然原料のみを
使用したオーガニック麦芽
炭酸飲料を開発することに成功しました。
この有機的に生産されたビオナーデは、低糖、低カロリーで
完全にノンアルコール、さらに内容成分に豊富なビタミンとカルシウム、
マグネシウムを含んだ子供でも安心して飲める理想的な清涼飲料となりました。またBIONADEは、ドイツやヨーロッパ各国の多くの
子供や学校のスポーツイベントにも協賛しています。